ChatGPTのシェアが初めて50%を割った ― Sensor Tower 2026年AI市場レポート
Sensor Towerの2026年AI市場レポートによると、ChatGPTのTrue Audienceシェアが5月末時点で46.4%に低下し、初めて50%を下回った。Geminiが27.7%、Claudeが10.3%で続く。Claudeの課金転換率は業界最高の13%。
3行まとめ
- Sensor Towerの2026年6月16日公表レポートで、ChatGPTのTrue Audienceシェアが46.4%に低下し初めて50%を割った
- Google Geminiが27.7%(MAU 6.62億)、Claudeが10.3%(MAU 2.45億)で追い上げている
- Claudeの課金転換率は13%で業界最高。モバイルARPUは2025年9月の0.50ドル未満から2026年5月に2.76ドルへ急伸した
何が起きたか
2026年6月16日に公開されたSensor Towerの「State of AI 2026」レポートによると、ChatGPTのTrue Audience(アプリ+Web合算のユニークユーザー)シェアが2026年5月末時点で**46.4%**に低下した。TechCrunchの報道では、50%を下回ったのはこれが初めてとされる。
ChatGPTのMAUは依然として11億で首位だが、Google Geminiが27.7%(MAU 6.62億)、AnthropicのClaudeが**10.3%(MAU 2.45億)**と続き、差は縮小傾向にある。
The Next Webの報道によると、Claudeの課金転換率は13%で業界最高を記録した。米国モバイルのARPU(ユーザーあたり売上)は2025年9月の0.50ドル未満から2026年5月には2.76ドルに跳ね上がっている。
同レポートでは、生成AIアプリの世界利用時間が2025年上半期の172億時間から2026年上半期は360億時間(予測値)へと倍増以上のペースで拡大していることも報告された。
また、TechCrunchの報道では、OpenAIが2026年2月に米国防総省(DoD)との契約を発表した後、ChatGPTのアンインストール数に測定可能なスパイクが生じたとSensor Towerが指摘している。
正直に書くと
- True AudienceはアプリとWebのユニークユーザーを合算した指標であり、売上高やAPI利用量とは別の指標だ。別の指標で見れば異なる順位になる可能性がある
- Sensor Towerの計測手法はアプリ・Webの利用データが中心で、企業向けAPI利用は捕捉されていない。法人利用の比率が高いサービスほど実態より過小評価される
- ChatGPTのシェアが減ったのは「ユーザーが離れた」だけでなく、市場全体が拡大し競合が伸びた結果でもある
- DoD契約後のアンインストールスパイクについて、因果関係はSensor Tower側も断定していない
出典・但し書き
本記事は2026年6月18日時点の情報に基づく。数値はSensor Tower「State of AI 2026」レポート(2026年6月16日公開)、TechCrunch、The Next Webの報道による。Sensor Towerの計測対象・方法論の詳細はレポート本文を参照されたい。本記事は情報提供を目的としたものであり、投資判断等の助言ではない。
📎 出典・一次ソース
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