AIコーディング企業Cognition、10億ドル超を調達し評価額260億ドルに
自律型AIソフトウェアエンジニア「Devin」を開発するCognitionが10億ドル超を調達。ポストマネー評価額は約260億ドルとなり、2025年9月時点の102億ドルから8カ月で倍以上に拡大した。
3行まとめ
- Devin開発のCognitionが10億ドル超を調達、ポストマネー評価額は約260億ドルに
- 評価額は2025年9月の102億ドルから8カ月で倍以上に拡大、Lux Capitalなどが主導
- 数値や顧客名はTechCrunch報道に基づくもので、一次情報の確認には留意が必要
何が起きたか
TechCrunchの報道によると、自律型AIソフトウェアエンジニア「Devin」を開発するCognitionが、2026年5月27日に10億ドル超の資金調達を発表した。プレマネー評価額は250億ドル、ポストマネー評価額は約260億ドルとされる。
ラウンドはLux Capital、General Catalyst、8VCが共同で主導。同記事は既存投資家としてElad Gil氏、Founders Fundなど、新規投資家としてRibbit Capital、Atreidesなどの参加も伝えている。
報道では、年換算売上(annualized revenue run-rate)は約4億9,200万ドルとされ、顧客にはMercedes-Benz、NASA、Goldman Sachs、Santanderなどの名前が挙がっている。Devinのエンタープライズでの利用は、過去6カ月間にわたり前月比50%で成長したという。
なぜ重要か
注目すべきは評価額の上昇スピードだ。同記事によれば、Cognitionの評価額は2025年9月時点でポストマネー102億ドルだった。今回はそのわずか8カ月後に約260億ドルへと倍以上に跳ね上がった計算になる。
AIによるコード生成・自律実行への投資家の期待が、いかに急速に高まっているかを示す一例といえる。CognitionはAIコーディング分野の競合だったWindsurfの残余資産を2025年に取得しており(TechCrunch報道)、業界再編の動きとも重なる。
受け止め方
ここで挙げた数値や顧客名は、いずれもTechCrunchの報道に基づくものであり、本稿執筆時点でCognition自身による一次情報のすべてを確認できているわけではない。Bloombergも同日に同趣旨の報道を行っているが、本文中の細目はTechCrunch記事から引用している。
評価額や売上の急拡大は事実として報じられている一方、こうした非公開企業の数値は会社側の自己申告に基づく場合が多い点には留意したい。実際の事業の持続性や収益性は、今後の開示や顧客導入の広がりで検証していく必要がある。
📎 出典・一次ソース
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