2026年6月19日 金曜日
AI時短ラボ
活用· 約7

AI議事録ツール おすすめ比較──Zoom・Teams会議を自動文字起こし【2026年】

Notta・tl;dv・AI GIJIROKU・Zoom AI Companion・Teams Copilotなど主要7製品の料金・日本語精度・連携機能を比較。CLOVA Note終了後の乗り換え先も整理した。

3行まとめ

  1. 日本語精度重視ならNotta(年払い月1,185円〜・精度98.86%を公称)またはAI GIJIROKU(月1,500円〜・99.8%を公称)が候補に挙がる。
  2. Zoom AI CompanionはZoom有料プランに追加料金なしで付属し、Teams CopilotはMicrosoft 365 Copilotライセンス(月3,750円/ユーザー)が必要。
  3. CLOVA Note βは2025年7月に終了済み。後継のLINE WORKS AiNoteは法人向け有料サービスで、個人利用者は他ツールへの移行が必要。

会議のあとに議事録を手打ちする時間は、AIツールで大幅に減らせる。ただしツールの数が多すぎて選びにくい。本記事では2026年6月時点の公開情報をもとに、主要7製品の料金・日本語対応・連携先を整理する。精度の数値は各社の公称値であり、実環境での精度は話者数・マイク品質・専門用語の有無で変わる点に注意。


AI議事録ツール 主要7製品の料金比較

ツール 無料枠 有料プラン(税別目安) 日本語 Zoom連携 Teams連携
Notta 月120分 年払い月1,185円〜(Pro) 対応(精度98.86%公称)
tl;dv 月2.5時間 月$18〜(Pro) 対応(30言語以上)
AI GIJIROKU チュートリアルのみ 月1,500円〜(100分) 対応(精度99.8%公称)
Otter.ai あり(制限付き) Pro/Business(要公式確認) 対応(英語が主力)
Zoom AI Companion 一部機能のみ Zoom有料プランに付属 対応 ネイティブ
Teams Copilot 月3,750円/ユーザー 対応 ネイティブ
LINE WORKS AiNote 法人向け有料 対応

※ 料金は2026年6月時点の公開情報。為替や改定で変動する可能性あり。


Notta──日本語精度と価格のバランス

Nottaは年払いで月1,185円(年額14,220円)からプレミアムプランが使え、月1,800分(30時間)の文字起こしが可能(生成AI総合研究所の2026年6月時点の報告による)。104言語対応で、日本語の認識精度は公称98.86%。ZoomやTeamsのボット参加による自動録音・文字起こしに対応している。ビジネスプランは年払い月2,508円で、チーム共有やCRM連携が追加される。

CLOVA Note終了後の乗り換え先としてNotta公式が移行ガイドを公開しており、個人利用者の受け皿として最も情報が多い。


tl;dv──無料枠の広さとCRM連携

tl;dvは無料プランで月2.5時間の録画と文字起こしが使える(AI PICKSの2026年料金比較による)。Pro(月$18〜)では無制限録画が解放され、HubSpotやSalesforceへの連携、AIレポート生成が利用可能。30言語以上に対応し、日本語・英語の同時字幕が追加料金なしで使える点が特徴。営業チームの商談録画・分析用途で採用されるケースが報告されている。


Zoom AI Companion・Teams Copilot──既存環境に乗せる選択肢

すでにZoomやTeamsを使っている場合、追加ツールを入れずに議事録を自動化できる選択肢がある。

Zoom AI CompanionはZoom Workplace有料プランに追加費用なしで付属する(情シス365の2026年比較レポートによる)。会議要約、アクションアイテム抽出、スマート録画検索が使え、2026年3月からは無料のBasicユーザーにも一部機能が制限付きで開放された。

Teams CopilotはMicrosoft 365 Copilotライセンス(月3,750円/ユーザー)が必要(ailead Blogの報告による)。リアルタイム要約とアクションアイテム抽出に加え、2026年にはフォローアップ自動化のエージェント機能が追加された。M365エコシステム内で完結するため、OutlookやSharePointとの連携が自然。


AI議事録ツールを選ぶときの判断軸

  1. 日本語精度が最優先:NottaまたはAI GIJIROKUを試用して比較。専門用語が多い業界ならAI GIJIROKUの再学習機能が向く可能性がある
  2. すでにZoom/Teamsを契約済み:まずAI Companion/Copilotを試し、不足があれば専用ツールを追加
  3. 営業録画・CRM連携が欲しい:tl;dvのPro以上を検討
  4. コストを最小にしたい:tl;dv無料枠(月2.5時間)またはNotta無料枠(月120分)で運用可能か確認

関連記事では、OpenAI Whisperを使ったローカル文字起こしの手順を解説している。クラウドに音声を送りたくない場合の選択肢として参考になる。また、関連記事では要約ツール全般を比較している。


正直に書くと

  • 精度の数値(98.86%、99.8%)は各社の公称値であり、測定条件が統一されていない。実際の精度は環境次第で大きく変わるため、必ず自社の会議で試用してから判断すべき。
  • CLOVA Note終了後の個人向け無料選択肢は実質的にtl;dvかNottaの無料枠に限られ、以前ほどの選択肢はない。
  • Teams CopilotはM365 Copilotライセンスが前提のため、月3,750円/ユーザーは小規模チームには高額。Zoom AI Companionの「追加費用なし」はZoom有料プラン(月1,000〜2,000円台)の契約が前提。
  • 本記事の料金は2026年6月時点。SaaS製品は頻繁に改定されるため、契約前に公式サイトで最新価格を確認してほしい。

出典・但し書き

料金・機能の情報は上記sourcesに記載した各社公式サイトおよび比較レポートの2026年6月時点の記載に基づく。筆者が全製品を同条件でテストしたわけではなく、精度や使用感の保証はしない。

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