Claude Tag──AnthropicがSlack常駐AIを発表、チーム全員で1つのClaudeを共有
Anthropicは2026年6月22日、Slack上でチームとClaudeが協働する新機能「Claude Tag」をベータ公開した。@Claudeとメンションするだけでタスクを委任でき、チャンネル全員が進捗を共有できる。Enterprise・Teamプラン向け、Opus 4.8で動作する。
3行まとめ
- Claude TagはSlackチャンネルに常駐するClaude。@Claudeとタグ付けするだけでタスクを委任でき、チャンネルのメンバー全員が進捗を見られる
- チャンネルの文脈や接続データソースから学習し、繰り返し説明する必要がなくなる。アンビエント機能をONにすると、未解決スレッドのフォローアップも自発的に行う
- Claude Enterprise・Teamプラン向けにベータ提供開始。Opus 4.8で動作し、管理者がツール権限・チャンネル範囲・トークン支出上限を設定できる
何が発表されたか
Anthropicは2026年6月22日、Slack上でチームとClaudeが協働する新機能「Claude Tag」を発表した。ベータ版として、Claude EnterpriseおよびTeamプランの顧客向けに提供を開始している。
Anthropic発表によると、Slackチャンネルに@Claudeとタグ付けするだけで、タスクの委任・進捗の共有・非同期の作業遂行ができる。従来のClaude in Slackアプリを置き換える位置付けだ。
4つの特徴
マルチプレイヤー対応
1つのSlackチャンネルに1つのClaudeが存在し、全員がその活動を視認できる設計になっている。個人ごとの別々のチャットではなく、チーム全体で同じClaudeの作業を共有する。
文脈の蓄積
チャンネル内の会話履歴や、接続されたデータソースから文脈を学習する。Anthropicの説明では「ユーザーは何度も一から説明する必要がなくなる」としている。
自発的なフォローアップ
アンビエント機能を有効にすると、関連情報のフラグ付けや、未解決スレッド・タスクのフォローアップをClaudeが自発的に行う。
非同期処理
タスクを設定した後、ユーザーは別の作業に戻れる。Anthropicによると、Claudeは数時間から数日にわたり自律的にプロジェクトを遂行できるとしている。
動作モデルと管理
Opus 4.8モデルで動作する。管理者はツールへのアクセス権限、チャンネルの範囲、月次のトークン支出上限を設定できる。
導入手順はAnthropicの説明によると4ステップ:Slackワークスペースのペアリング→ツールのアクセス許可→月次支出上限の設定→プライベートチャンネルでのテスト。
Anthropic社内での利用実績
Anthropicは自社での利用状況にも言及している。発表によると、Anthropicのプロダクトチームのコードの65%がClaude Tagの内部版で作成されているとのこと。
対象と開始方法
Claude EnterpriseおよびTeamの既存顧客が対象で、適格な組織には導入クレジットが提供される。まずはSlack上でのベータ提供から開始し、管理者の設定画面からセットアップできる。
出典: Introducing Claude Tag — Anthropic(2026年6月22日公開)
注記: 本記事はAnthropicの公式発表に基づいている。「コードの65%」等の数値はAnthropic自身の主張であり、第三者による検証ではない。
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