2026年6月19日 金曜日
AI時短ラボ
活用· 約7

Runway ML 動画生成 使い方・料金・Soraとの比較【2026年版】

AI動画生成ツールRunway MLの料金プラン・最新モデルGen-4.5の機能・クレジット消費の仕組みを整理した。OpenAIのSoraとの違いも比較する。

3行まとめ

  1. Runway MLは月額$12(Standard)から使えるAI動画生成ツールで、最新モデルGen-4.5は最大60秒の動画を生成できる
  2. クレジット消費はモデルと品質で大きく異なり、Gen-4.5は1秒あたり約25クレジットと高コスト
  3. OpenAIのSoraと比較すると、Runwayはカメラ制御や映像表現の細かい調整に強く、Soraは物理シミュレーションの自然さに強いとされる

Runway MLとは

Runway MLは、テキストや画像から動画を生成するAIツールだ。ブラウザ上のインターフェースで操作でき、コーディング不要で使える。映像制作・広告・SNSコンテンツなど、幅広い用途で利用されている。

2025年12月にリリースされたGen-4.5が最新の動画生成モデルで、2026年1月にはImage-to-Video機能も追加された。

料金プラン比較(2026年6月時点)

Tool Junctionの料金情報に基づく。

プラン 月額 クレジット 主な特徴
Free $0 125(初回のみ) お試し用。追加購入不可
Standard $12/月 625/月 Gen-4 Turboまで利用可
Pro $28/月 2,250/月 Gen-4.5利用可、透かしなし
Max $76/月 9,500/月 最大解像度、優先処理

クレジット消費の目安

動画生成にかかるクレジットは、使用モデルと生成時間で大きく変わる。

モデル クレジット/秒 10秒動画の消費
Gen-4 Turbo 約5 約50クレジット
Gen-4 Standard 約12 約120クレジット
Gen-4.5 約25 約250クレジット

たとえばStandardプラン(625クレジット/月)でGen-4.5を使う場合、10秒動画を月2〜3本程度しか生成できない計算になる。Gen-4 Turboであれば同じクレジットで10秒動画を12本程度生成できる。

用途に応じてモデルを使い分けることがコスト管理のポイントになる。

Gen-4.5の主な機能

Runwayのチェンジログによると、Gen-4.5では以下の改善が報告されている。

キャラクター一貫性

同一キャラクターを複数のシーンにわたって一貫した外見で生成する機能。以前のモデルでは、シーンが変わるとキャラクターの顔や服装が変わってしまう問題があった。

空間認識

カメラの動き(パン・ズーム・トラッキング)をテキストで指示できる。「カメラがゆっくり左にパンする」「被写体に寄っていく」といった指示が反映される。

最大60秒の生成

Gen-4.5では最大60秒の動画を一度に生成できる。ただしクレジット消費も比例して増えるため、60秒動画はGen-4.5で約1,500クレジットかかる計算になる。

Image-to-Video

静止画をアップロードし、それを起点に動画を生成する機能。2026年1月に追加された。自分で作成したイラストや写真をベースに動きを付けられる。

Runway vs Sora 比較

VPS Rankingの比較分析を参考に、両者の違いを整理する。

比較項目 Runway ML Sora(OpenAI)
カメラ制御 F値・焦点距離・カメラワークを細かく指定可能 テキスト指示ベースで自動判断
物理シミュレーション 標準的 物体の動き・重力・反射がより自然
最大長 60秒(Gen-4.5) 60秒
スタイル制御 参照画像・スタイルプリセットあり テキストで指定
API提供 あり あり
料金体系 クレジット制 クレジット制

Runwayが強い領域:映像制作の経験がある人が、カメラワークや絵作りを細かくコントロールしたい場合。広告やMVなど、映像表現の品質が求められる用途。

Soraが強い領域:物理的に自然な動き(水の流れ、布の揺れ、物体の落下など)が必要な場合。テキスト指示だけでリアルな映像を生成したい用途。

ただし、両ツールとも急速にアップデートが続いており、この比較は2026年6月時点のものである点に注意が必要だ。

2026年6月の最新アップデート

Runwayのチェンジログによると、2026年6月時点で以下の動きがある。

  • Runway Studio:動画生成・画像生成・編集ツールを統合した新しいUIが展開されている
  • Seedance 2.0 Fast API:外部から呼び出せるAPI版が高速化
  • Aleph 2.0:テキストから3Dシーンを生成する実験的機能

始め方 — 最初の動画を作るまで

  1. runwayml.com でアカウント作成(無料)
  2. ダッシュボードから「Generate」を選択
  3. モデル(Gen-4 Turbo / Gen-4.5など)を選択
  4. テキストプロンプトを入力(日本語でも可、ただし英語のほうが精度が高い傾向がある)
  5. 生成設定(長さ・アスペクト比・カメラ動き)を調整
  6. 「Generate」をクリック

無料プランの125クレジットで、Gen-4 Turboなら5秒動画を5本程度試せる。まず短い動画で品質を確認し、本格利用するかどうかを判断するのがよい。

正直に書くと

  • クレジット消費は公式の料金ページと実際の消費にズレがある場合がある。生成前にプレビュー画面でクレジット消費量を確認すること
  • Gen-4.5の品質はプロンプトの書き方に大きく依存する。同じモデルでも、指示の仕方で結果が大幅に変わる
  • Soraとの比較は定性的なものであり、同一条件での厳密なベンチマーク結果ではない
  • AI動画生成全般に言えることだが、商用利用時の著作権・肖像権の扱いは各国の法制度で異なる。利用規約を確認のうえ判断する必要がある

関連記事:AI文章作成ツール比較

出典・但し書き

本記事は2026年6月19日時点の情報に基づく。料金・クレジット消費量はTool Junctionの情報およびRunway公式サイトによる。実際の消費量はモデルバージョンや設定により変動する。Soraとの比較はVPS Rankingの分析を参考にした定性的評価であり、筆者独自のベンチマークではない。

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