2026年6月19日 金曜日
AI時短ラボ
活用· 約8

AIスライド作成ツール比較──Gamma/Beautiful.ai/Tome【2026年】

AIプレゼンツール主要3つを料金・機能・用途別に比較。Gammaは無料400クレジットから、Beautiful.aiは月$12〜、Tomeは営業特化に転換。目的別の選び方を整理した。

3行まとめ

  1. Gammaはプロンプトからスライド・文書・Webページを生成でき、無料プランで400AIクレジット(約10本分)が使える
  2. Beautiful.aiはデザインルールを自動適用する「スマートスライド」が特徴で、PowerPoint互換性が高い
  3. Tomeは2025年に汎用プレゼンツールから営業・マーケ特化に転換しており、用途が限定される点に注意

3ツールの料金比較

2026年6月時点の料金をまとめた(Presentations.ai、各公式サイトの情報に基づく)。

項目 Gamma Beautiful.ai Tome
無料プラン あり(400AIクレジット) 14日間トライアルのみ あり(AI生成なし)
個人向け最安 Plus $9/月 Pro $12/月(年払い) Professional $16/月(年払い)
上位プラン Pro $18/月 / Ultra $90/月 Team $40/月〜 Enterprise(要問合せ)
AI生成の上限 クレジット制(Plus 1,000/月) 有料プランは無制限 有料プランで利用可
PowerPoint書出し 可(ただし静的画像化) 可(編集可能な状態で) 不可

Beautiful.aiの無料トライアルはクレジットカード登録が必要で、14日後に自動課金される点に注意が必要だ(Presentations.ai調べ)。

Gamma──プロンプトからスライドを自動生成

Gammaはテキストプロンプトを入力するとスライド・文書・Webページをまとめて生成するツールだ。カードベースのスクロール形式を採用しており、従来のスライドとは見た目が異なる。

向いている用途:

  • 社内向けの企画書や報告資料をすばやく作りたい
  • Webページとしてそのまま共有したい
  • デザインに時間をかけたくない

注意点: PowerPoint書き出しではレイアウトが静的画像に変換されるため、書き出し後の編集性は低い(SlideGMM調べ)。クライアントにPowerPointで納品する業務では不便になる場合がある。

AIを使った資料作成全般についてはCanva AIガイドも参考になる。

Beautiful.ai──デザインルールを自動適用

Beautiful.aiは「スマートスライド」と呼ばれる仕組みで、要素を配置すると自動的にレイアウト・配色・フォントサイズを調整する。手動でデザインを崩しにくい構造になっている。

向いている用途:

  • チーム全体でブランドガイドラインを統一したい
  • PowerPoint互換のファイルで納品する必要がある
  • デザインの属人化を防ぎたい

注意点: 月払いだとPro $45/月とかなり高額になる。年払い($12/月)との差が大きいため、短期利用には向かない。学生は.eduメールで1年間無料になる制度がある(Beautiful.ai公式)。

Tome──営業・マーケ特化に転換

Tomeは2023〜2024年頃に「AIプレゼンツール」として注目されたが、2025年3月に汎用プレゼン機能の終了を発表し、営業・マーケティング向けに全面転換した(Deckary調べ)。創業チームはLightfieldという営業インテリジェンス企業に移行し、TomeブランドはAngelListに買収されたとの報道もある。

2026年時点の位置づけ:

  • 無料プランではAI生成が使えない
  • 営業資料のストーリーテリングに特化
  • PowerPoint書き出しは非対応
  • Figma・Google Docs・Airtableとの連携あり

汎用プレゼンツールとして検討するなら、GammaかBeautiful.aiの方が選択肢として現実的だ。

用途別のおすすめ

やりたいこと おすすめ
とにかく早くスライドを作りたい Gamma(プロンプト入力→即生成)
PowerPointで納品する必要がある Beautiful.ai(編集可能な形式で書出し)
チームでブランドを統一したい Beautiful.ai(スマートスライド)
営業資料に特化したい Tome(ただし用途が限定的)
無料で試したい Gamma(400クレジット、カード不要)
Webページとしても公開したい Gamma(カード形式でWeb公開可)

なお、既存のスライドをベースにAIで画像を加工したり、AI文章校正ツールで原稿を整えてからスライドに流し込む、といった組み合わせも実用的だ。

正直に書くと

  • 筆者自身はGammaを最も多く使っているが、PowerPoint書き出しの品質には不満がある。社外向け資料はBeautiful.aiの方が無難な場合が多い
  • Tomeの転換は急だった。2024年時点の比較記事では「Tomeがおすすめ」と書かれているものも多いが、2026年時点では汎用プレゼンツールとしては選びにくい
  • いずれのツールも、生成されたテキストをそのまま使うと内容が浅くなりがち。自分の主張や数字を入れて編集する前提で使うのが現実的だ
  • 料金は頻繁に変わる。契約前に各公式サイトで最新の価格を確認してほしい

出典・但し書き

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