2026年6月19日 金曜日
AI時短ラボ
活用· 約7

Cursor エディタ 使い方・料金・VS Codeとの違い【2026年版】

AIネイティブコードエディタCursorの料金プラン・主要機能・VS Codeとの違いを整理した。Composer モードやCmd+Kインライン生成など、AI機能が開発フローにどう組み込まれているかを解説する。

3行まとめ

  1. CursorはVS Codeフォークベースのコードエディタで、AIをエディタ本体に組み込んでいる点がCopilot拡張との違い
  2. 料金はHobby(無料)・Pro($20/月)・Business($40/ユーザー/月)の3プラン、2025年6月以降はプラン価格=月間クレジットプール
  3. SpaceXによる約600億ドルの全株式買収が報じられており、2026年Q3完了見込み

Cursorとは何か — VS Code フォークのAIエディタ

Cursorは、Anysphere社が開発するAIネイティブのコードエディタだ。Microsoft Visual Studio Code(VS Code)をフォーク(派生)して作られており、VS Codeの拡張機能の大半がそのまま動作する。

VS Codeとの根本的な違いは、AIがエディタの中核機能として組み込まれている点にある。VS Codeの場合、AI機能はGitHub Copilotなどの拡張機能として後付けで追加する。Cursorでは、AI機能がエディタのUI・操作フローに最初から統合されている。

GetPantoの統計によると、2026年時点でCursorの有料ユーザーは約36万人、Fortune 500企業の約3分の2が利用しているとされる。ARR(年間経常収益)は40億ドルに達し、SaaS史上で最速の成長ペースと報じられている。

料金プラン比較(2026年6月時点)

LowCode Agencyの料金ガイドに基づく。

プラン 月額 主な特徴
Hobby(Free) $0 基本的なAI補完、利用制限あり
Pro $20/月(年払い$16/月) 月間クレジットプール=$20分、Composerモード利用可
Business $40/ユーザー/月 チーム管理、SSO、管理者ダッシュボード

2025年6月以降、有料プランにはプラン価格と同額の月間クレジットプールが付与される仕組みに変更された。たとえばProプランなら月$20分のクレジットが使える。クレジットを使い切った場合は追加購入が必要になる。

Cursorの主要機能

Composer モード — 複数ファイルの一括編集

Composerモードは、自然言語の指示をもとに複数ファイルにまたがる変更を一度に生成する機能だ。「このAPIエンドポイントに認証を追加して、テストも書いて」のような指示で、関連するファイルをまとめて編集できる。

Cmd+K インライン生成

エディタ上でCmd+K(WindowsではCtrl+K)を押すと、カーソル位置にAIによるコード生成・編集を挿入できる。選択範囲がある場合はその部分の書き換え、ない場合は新規コードの生成が行われる。

Tab補完とコンテキスト認識

通常のコード補完に加え、Cursorはプロジェクト全体のコンテキスト(他のファイル、ディレクトリ構造、依存関係)を参照して補完候補を生成する。VS CodeのCopilotも類似の機能を持つが、Cursorはエディタ側でコンテキスト管理を行う設計になっている。

チャットパネル

サイドバーにチャットUIがあり、コードベースについて質問したり、バグの原因を調べたりできる。@file@folderでコンテキストを明示的に指定できる。

VS Code + Copilot との違い

比較項目 Cursor VS Code + Copilot
AI統合方式 エディタ本体に組み込み 拡張機能として追加
複数ファイル編集 Composerモードで対応 Copilot Chatで部分的に対応
ベース VS Codeフォーク VS Code本体
拡張機能互換性 VS Code拡張の大半が動作 全拡張が利用可能
料金(個人) $20/月(Pro) $10/月(Copilot Individual)

注意点として、CursorはVS Codeフォークであるため、VS Code本体のアップデートへの追従にタイムラグが生じることがある。また、一部のVS Code拡張は互換性の問題で動作しない場合もある。

SpaceXによる買収報道

CBS Newsの報道によると、SpaceXがCursorの開発元であるAnysphere社を約600億ドル(全株式交換)で買収する計画が報じられている。完了は2026年Q3が見込まれている。

買収後のCursorのプランや価格体系がどう変わるかは、2026年6月時点では公表されていない。

導入の判断基準

Cursorが向いているケース:

  • AIによるコード生成を開発フローの中心に据えたい
  • 複数ファイルにまたがる変更をAIに任せたい
  • VS Codeの操作感は維持したい

VS Code + Copilotが向いているケース:

  • 既存のVS Code環境(設定・拡張)をそのまま使いたい
  • 拡張機能の完全な互換性を重視する
  • 月額コストを抑えたい(Copilot $10 vs Cursor Pro $20)

他のAIコーディングツールとしては、ターミナルベースのClaude Codeもある。エディタ統合型のCursorとは異なるアプローチだが、比較検討の参考になる。

正直に書くと

  • Cursorの有料ユーザー数やARRはGetPantoの集計による。Anysphere社自身が公式に開示した数字かどうかは確認できていない
  • SpaceXによる買収は報道段階であり、規制当局の承認を含めて未確定の要素がある
  • 「VS Code拡張の大半が動作する」とされるが、どの拡張が非互換かの包括的なリストは公開されていない
  • クレジットプール制への移行後、実際の利用量に対してクレジットが足りるかは使い方による

関連記事:SpaceXがCursorを600億ドルで買収 関連記事:Claude Code 使い方・料金・機能ガイド

出典・但し書き

本記事は2026年6月19日時点の情報に基づく。料金・機能は変更される可能性がある。料金情報はLowCode Agencyの記事、統計情報はGetPantoの集計、買収報道はCBS Newsの報道による。各数字の正確性は出典元に依存する。

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