2026年6月19日 金曜日
AI時短ラボ
活用· 約8

Microsoft Copilot 使い方・料金ガイド【2026年最新】

Microsoft Copilotは無料版・Copilot Pro ($20/月)・ビジネス向け ($18〜$30/月) の3層構成。Word・Excel・PowerPointでのAI機能はMicrosoft 365契約が別途必要で、見かけの月額だけでは判断できない料金体系を整理した。

3行まとめ

  1. Microsoft Copilotは無料版でもGPT-4ベースのチャットが使える。ただしOfficeアプリ内AI機能はMicrosoft 365の有料契約が別途必要
  2. 個人向けCopilot Proは$20/月。ビジネス向けは$18/月(プロモーション価格、2026年6月末まで)〜$30/月の幅がある
  3. 料金表の数字だけ見ると安く見えるが、M365ベースプラン+Copilotアドオンの合計で考える必要がある

Microsoft Copilotとは

Microsoft Copilotは、MicrosoftがWord・Excel・PowerPoint・Outlook・TeamsなどのMicrosoft 365製品群にAI機能を統合したサービスだ。Windows・Edge・モバイルアプリでも利用できる。

無料版はブラウザやアプリからチャットとしてアクセスでき、ウェブ検索と連動した回答、文章の下書き、ブレインストーミングなどに使える。有料版ではOfficeアプリ内でのAI支援(Wordでの文書作成補助、Excelでのデータ分析、PowerPointでのスライド生成など)が加わる。

料金プラン一覧(2026年6月時点)

GoSearch、A Guide to Cloud & AI、eesel AIの調査に基づく料金体系。

個人向け

プラン 月額 主な用途
無料版(Copilot) $0 ブラウザ・アプリでのAIチャット
Microsoft 365 Personal $9.99 Office基本利用(Copilotなし)
Copilot Pro(アドオン) $20 Officeアプリ内AI機能

Copilot Proは単体では購入できない。Officeアプリ内のAI機能を使うにはMicrosoft 365 Personal ($9.99/月) またはFamily ($12.99/月) の契約が前提となる(A Guide to Cloud & AI)。つまり個人で全機能を使う場合の実質コストは**月額 $29.99〜**になる。

M365なしでCopilot Proだけ契約した場合、使えるのはウェブ版チャットの強化(優先モデルアクセスなど)のみだ。

ビジネス向け

プラン 月額(/ユーザー) 対象
Copilot Business $18(プロモ価格) 300ユーザーまでの組織
Copilot Business(通常価格) $21 同上・2026年7月以降
Copilot Enterprise $30 大規模組織

Copilot Experts、Strategic Micro Systemsによると、Copilot Businessのプロモーション価格 $18/月は2026年6月30日までで、7月1日以降は $21/月に変更される予定だ。

ビジネス向けも同様にM365のベースプランが別途必要で、バンドル価格の例として「M365 Business Standard + Copilot」で $23.50/月/ユーザー、「M365 Business Premium + Copilot」で $32/月/ユーザーが提示されている(Copilot Experts)。

無料版と有料版の違い

機能 無料版 Copilot Pro / Business
AIチャット(ウェブ) 利用可 利用可(優先アクセス)
Word文書の下書き・編集 不可 利用可
Excelデータ分析 不可 利用可
PowerPointスライド生成 不可 利用可
Outlookメール要約・下書き 不可 利用可
社内データ検索(メール・SharePoint等) 不可 Business/Enterprise のみ

無料版は「AIチャットツール」としての利用に限られる。Officeアプリとの統合は有料プラン限定だ。

ビジネス版の大きな特徴は社内データとの連携で、メール・OneDrive・SharePoint・Teamsの情報を横断検索してコンテキストに即した回答を返せる点にある(Copilot Experts)。

2026年の新機能

Microsoft公式ブログによると、2026年にはCopilot Studio経由で以下の機能が追加・拡張されている。

  • Computer-Using Agents: ウェブサイトやデスクトップアプリのUIを直接操作するエージェント機能(2026年5月発表)
  • ワークフロー自動化: Power Automateとの統合により、自然言語でワークフローを構築可能
  • エージェントの自律行動: メール送信、会議スケジュール、CRM更新などをCopilotが自律的に実行

これらはCopilot Studio(ビジネス向け)の機能であり、個人向けCopilot Proには現時点で含まれていない。

他のAIツールとの比較

Microsoft Copilotの立ち位置を他ツールと簡単に整理する。

  • ChatGPT Plus ($20/月) との比較: ChatGPTは汎用AIチャット・コード生成・画像生成に強い。CopilotはOffice製品との統合が強み。詳しくはGemini vs ChatGPT比較記事も参照
  • GitHub Copilot との比較: 名前は似ているが別製品。GitHub Copilotはコーディング支援に特化している。詳しくはGitHub Copilotの従量課金解説を参照
  • Claude Code との比較: プログラミング支援ならClaude Codeという選択肢もある。Claude Code ガイドで詳細を確認できる

正直に書くと

Microsoft Copilotの料金体系は分かりにくい。「Copilot Pro $20/月」という数字だけ見ると手頃に見えるが、実際にはM365のベースプラン代が加算される。個人なら月額 $30前後、ビジネスならユーザーあたり月額 $30〜$60程度が実質コストだ。

すでにMicrosoft 365を契約していてOfficeアプリを日常的に使っている人には、Copilotの追加投資は合理的だろう。一方、Officeをほとんど使わない人がCopilotのためだけにM365ごと契約するのはコスト効率が悪い。その場合はChatGPTやClaudeなど単体で完結するAIツールのほうが向いている。

ビジネス向けCopilot Businessのプロモーション価格 ($18/月) は2026年6月末で終了予定なので、導入を検討している組織はこのタイミングを考慮する必要がある。

出典・但し書き

  • 料金情報は2026年6月19日時点の各情報源に基づく。Microsoftは予告なく価格を変更する可能性がある
  • プロモーション価格の終了日(2026年6月30日)はStrategic Micro Systems、Copilot Expertsの報告による。公式発表と異なる場合は公式を優先してほしい
  • 2026年新機能の情報はMicrosoft公式ブログ(2026年4月・5月)に基づく
  • 本記事は特定プランの推奨ではない。利用状況に応じて判断してほしい
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